親子と武道について

 

指導者がいれば生徒がいます。

 

これを花に例えるなら、指導者は花屋で、生徒が花です。

指導者は水や肥料をやりすぎて腐らせてはいけない。

逆に放ったらかしで枯らしてもいけない。

日々よく観察し、違った種類の花に合わせ適度な補助を行い、

花が自力で咲く様に根気よく向かわねばなりません。

しかし、これは大人の指導者と大人の生徒の場合で、

子どもが生徒の場合は若干異なります。

指導者は花屋で、実際に育成する者はお客。つまり親です。

あくまで指導者は育成サポートであり、美しい花に育てるのは親の役目。

 

子にとって親は人生の師。

そして子は親の背を見て育つもの。

子は親を写す鏡であり、言動、礼節等多くの影響を受けています。

 

昭和、平成、そして令和・・・

時代が流れ、生活スタイルも激変しましたが

この事は昔から何一つ変わっていません。

素晴らしい親は、同時に素晴らしい大人であり、その子もまた素晴らしい。

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